Kato Philharmonic Orchestra Blog

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2006/8/27

「スコトフスキー」をgoogleで検索すると、当ブログがかなり最初の方で出てきたのにはビックリしました。

・・・と思っていたら「ストコフスキー (Stokowski)」の間違いでした(^^ゞ
大変失礼しました(_ _;)

それはさておき、Wikipediaによれば、ストコフスキー氏は1965年に日本武道館で最初に演奏した外国人だそうです(ちなみにビートルズの日本武道館公演はその翌年・・・辛うじてまだ私は生まれていない ;^^)

ストコフスキーによりバッハのオルガン曲を管弦楽に編曲した作品としては、「トッカータとフーガ ニ短調」が1940年制作のディズニー映画「ファンタジア」(#太平洋戦争前にカラーアニメ映画があったことに驚きます)に使用されているのが有名でして、荘厳な曲のイメージを抽象的な画像で表現していたのが印象的でした。

#この「ファンタジア」には「くるみ割り人形」(今回の定演で演奏される「花のワルツ」を含む)も収められています。

「小フーガ」から話が外れてしまいましたので本日はこの辺で・・・

 

投稿者: トトロ /

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投稿者:大トトロ@家主

2006/11/4  2324

モテコンさん、出典までご紹介頂きましてどうもありがとうございました。

 

投稿者:モテコン

2006/11/4  1543

それでは、出典を書かせていただきます。普通に売られている本です。

「ヴァイオリンはやさしく音楽はむずかしい」(ルイ・グレーラー文 雨田光弘-絵、全音楽譜出版社)より、pp,66-67

「私は子供のころ、ストコフスキー指揮のフィラデルフィア交響楽団のレコードを愛好していました。ことに、彼の編曲として知られているバッハの「パッサカリアとフーガ」など、感激して聞いたものです。
 そんな期待が大きすぎたせいか、大人になって彼の棒で仕事をするようになってみると、幻滅を感ずることが多くありました。
 あのバッハの編曲も、実は、フィラデルフィア交響楽団の二番オーボエの人の仕事だったと知りました。・・・」

 

投稿者:トトロ △○/

2006/11/3  2147

モテコンさん、ご来訪ありがとうございます。
残念ながらその話について全くの初耳でして、何も存じ上げません。
でも今回の小フーガの冒頭がWリード群の演奏で始まるところをみると、曲は違いますがその説も頷けますね(^^;)

 

投稿者:モテコン

2006/11/3  1506

アンサンブルつるがのHPからリンクが張られましたので、覗かせていただきました。敦賀のモテコン(Vn)です。宜しくお願いします。

ストコフスキー編のバッハを演奏されるとの話題でついつい書き込んでしまいました。グレーラー先生の本を読むと、実際にはフィラデルフィア管弦楽団のオーボエ(だったかな)の人の編曲だと(確かトッカータとフーガについてですが)書いてありました。真相を知りたいものだなと以前から思っておりましたが、何かお調べになりましたか?

 

 

2006/8/6

「「大」と「小」」  曲目解説

最初にお断りしますが、トイレの事ではありません。(^^;)

11月の当団の定期演奏会ではバッハ作曲・ストコフスキー編曲の「小フーガ」 ト短調(BWV578)を取り上げます。
パイプオルガンの曲としてよく知られているバッハ作曲の「小フーガ」を20世紀に入ってからストコフスキーが管弦楽用に編曲したものです。

ところで「小フーガ」と言いましても作曲者(バッハ)自身が「小」を付けた訳ではなく、正確には「フーガ ト短調(BWV578)」が正確な名前なのですが、同じ作曲者の作品で「幻想曲とフーガ ト短調(BWV542)」という作品があり、同じ調性(ト短調)の「フーガ」であるため前者を「小フーガ」、後者を「大フーガ」と呼ぶようになったという訳です。
(参考サイト)
 http://www.geocities.jp/choka_lute/bwv578.htm
 http://www.yk.rim.or.jp/~guessac/VOL09/contents09_14.html

ところで、今回使用している楽譜上の曲名表記では「FUGUE IN G MINOR (The shorter)」となっています。本来なら「フーガ ト短調(短編)」となるところであったのですが、"minor"を「短調」と日本語訳してしまったため、"shorter"に「短」という文字を付けられなかったので「小フーガ」という日本語訳になったのではないかと考えられるのです(^^;)

曲自体は4分余りと短い部類に入るのですが、曲の最後の盛り上がり方は決して「小」フーガではないと思います。

「大」と「小」については同じ作曲家による同じ形態で同じ調性の作品がある場合に、規模の大小で呼び分けることがあります。
例として・・・
モーツァルト作曲の交響曲で第25番と第40番が同じト短調で書かれているため前者は「小ト短調」、後者は「大ト短調」
シューベルト作曲の交響曲で第6番と第8番(旧9番)が同じハ長調で書かれているため前者は「小ハ長調」、後者は「大ハ長調(ザ・グレート)」

・・・ちょっとだけ話が脱線しました。

8/27 修正・追加)

投稿者: トトロ /

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