Kato Philharmonic Orchestra Blog

楽団ニュースや近隣地域の音楽情報のページ

 

2010/8/29

当団結成の翌年(2001年)から毎年夏に行われています
夏合宿も今年で10回目となりました

今回参加率がこれまでよりも良かったのではないかと
思われるのですが、その分合奏スペースが若干狭く
感じられました。(特に1日目の合奏時)

新たんば荘での合宿は今年で8回目になります
私は今回初めてコテージではなく本館の和室で泊まる事に
なったのですが、夕食会後のコテージで行われた2次会と
3次会が長引いた関係で本館を締め出されまして3次会の
部屋のソファーの上で寝ることになりました(^^;)

それはさておき

今回合宿での大ニュースは
VnのF君(宴会部長)とVnのS.S嬢が来年1月に
結婚するとの報告がありまして驚きの声と祝福で大騒ぎに
なりました。
本当におめでとうございます。

で、肝心の練習はと言いますと
・・・よく進んだのではないでしょうか(^^;)

ところで
当団が合宿のため本拠地・やしろ国際学習塾を後にした
その直後にのような演奏会が当団本拠地で行われたようです

佐渡裕さん指揮、子ども弦楽団 小野などで演奏会(神戸新聞より)
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0003371624.shtml

当団合宿の日程は大分前に決まっていたので、
別に逃げたわけでもないと思うのですが
ちょっとだけ残念でした (^^;)

ここで業務連絡です。

当初の案内では9月の練習日は色々な行事の関係で
通常の練習日とは違い第1・第3土曜日(4日と18日)で
案内されていましたが、第4土曜日(25日)も
練習できる事になりましたので宜しくお願いします。

また、11月の演奏会のポスターも出来上がりまして
(HPにも近々UPいたします)9月5日からはチケットの
発売開始となります。少しでも多くの方々に演奏会へ
足を運んでいただけるようにお声かけ頂ければ幸いです
 

投稿者: トトロ /

2010/8/22

昨日の練習には参加できませんでしたので
練習日記に代わりちょっとだけ書かせて頂きます(^^;)

(その1)
東京のHMV渋谷店が閉店とのニュースがありました
(参考) http://life.oricon.co.jp/79262/
東京勤務時代に何度か訪れた店ですが
この店に特段の思い入れがあるわけではありません

では、なぜこの記事を紹介したかと言いますと
ちょうど加東市の北隣・西脇市にある大型スーパー内にある
CDショップも今月末で閉店ということもありまして
思い出した次第です

そう言えば、私自身も最近は店でCDを買わなくなり
もっぱらネット通販で買う事が殆どです
そのせいか音楽ギフトカードも今月末で利用が終わります
(なお未利用分については来月以降10月末までに発行者へ所定の手続きをとれば返金されます)

最近ではダウンロードによる入手が増えてきていますので
(さすがにクラシック音楽のダウンロードはあまり聞きません)
CD自体もそのうち死語になるのかも知れませんね


(その2)
今日のN響アワー「N響ほっとコンサート」の模様が紹介されていましたが
その中でN響メンバーによる吹奏楽のコーナーがあり
「フェスティバル・バリエーションズ」という曲が演奏されました
#ホルンにとっては非常に格好の良い曲なのですが
それは演奏する上でとんでもなく難しい事を意味します(ーー;)

それはさておき

今日の本題は、その画面を見ていたら
吹奏楽なのにチェロが4人(2プルト)入っていまして
スペインやオランダでは吹奏楽の編成にチェロが入る事は
知っていましたが、実演で聴くのは初めてでした。

でも、この曲がアメリカの曲なので余計に「?」でして
わざわざチェロを入れる意味があったのか
よく分からない演奏でした。 (ーー;)

(補足)米国の軍楽隊にもチェロを編成に加えるところがあるそうです

与太話はこのぐらいにして(^^;)
来週の土日は当団の合宿です。
例年通り篠山・新たんば荘で開かれます
 

投稿者: トトロ /

2010/8/15

先月10日の練習日記
>今日の練習の中では第九の歌詞についての
>吉沢先生の解釈の説明も交えての練習になりました
>それにつきましてはまた稿を改めることにします

時間がかなり経過しましたが(^^;)
上記について書いてみます

第4楽章の冒頭は突然の嵐のような序奏から始まり
チェロ・コントラバスによるレチタティーヴォ(叙唱)
による問いかけ(人生に必要なものとは?)

第1楽章の回想(苦悩との闘い)

チェロ・コントラバスによる否定(違う!)

第2楽章の回想(快楽)

チェロ・コントラバスによる否定(違う!)

第3楽章の回想(安らぎ)

チェロ・コントラバスによる否定(そうかも知れないがどうだろう)

そして「歓喜の主題」が現れる

ところで、
第3楽章の回想(安らぎ)の後のチェロ・コントラバスの
レチタティーヴォは否定とまでは言えないのではないかと
個人的に思う次第です。

でも適切な表現というのは難しいものですね(^^;)

投稿者: トトロ /

2010/8/8


前回に引き続き強弱記号の話です

改めて言うまでもない話ですが
「f」フォルテは強く
「p」ピアノは弱く
であり、音量の大小ではありません

強くすることで音量は大きくなりますが
音量の大小とよく混同されます

普通は「f」と書いてあればその場所から
「強く」であり、他の強弱記号が出てくるまで
その強さを保つ事とされています。

ところがベートーヴェンの楽譜ではしばしば
音符毎に「f」が付けられているケースがあり
特に第九の第4楽章では管楽器・合唱の譜面に
そのような所がよく見受けられます。
(主に附点二分音符が続くところ)

Wikipediaの「強弱法」のところにも
>ベートーヴェンはしばしばスフォルツァンドの意味でフォルテを使用している
(引用終わり)
と紹介されています。

それにしても音符一つ一つに
「フォルテ」「フォルテ」「フォルテ」・・・
と書かれていたらそれだけでも疲れてしまいます(--;)

それでも、音符一つ一つに「ピアノ」が付いているのは
見たことがありません(^^;)
 

投稿者: トトロ /

2010/8/6

引き続き夏休みの自由研究です(^^;)

今から15年前、私は現在の会社の東京事務所勤務をしていまして
その時に入っていたアマチュアオーケストラ(埼玉フィル)で
ベートーヴェンの「第九」を演奏しました。

その頃私は20代後半で、まだオーケストラの中で吹き始めた所で
(埼玉フィルが私にとって最初のオーケストラで、入団してまだ1年目でした)
in D」で書かれた楽譜に悪戦苦闘しながら2番ホルンを吹いていました

その当時埼玉フィルでお世話になったファゴット吹きの方から
「この曲にはmp(メゾピアノ)やmf(メゾフォルテ)が出てこない」と
教えられまして、「本当かな?」と思いながらフルスコアを
目を皿のようにして(?)全てのページを見てみました。

すると、確かに第1楽章の最初から第4楽章の最後まで
(私の持っているフルスコアで296ページになります)
mpやmfが1ヶ所も出てきませんでした。

そのことは
<1>ベートーヴェンの作品にはmpやmfが無い
<2>ベートーヴェンの時代にはmpやmfが無い
<3>「第九」だけ(?)がmpやmfが無い
上記のどれなのかが今でも気になっています

少なくともベートーヴェンより後の時代にあたる
ブラームスの作品にはmpやmfが出てきます
(交響曲第1番など)

確かにベートーヴェンの他の交響曲などのスコアを見ても
mpやmfが出てくるような記憶も無いですし
モーツァルトの作品でもあまり見かけないように思いましたが
研究者ではありませんので全ての作品の楽譜を見ていませんので
<1><2><3>ともに断定できる状況ではありません

どうやって調べればよいのかも分かりませんので
誰かご存知の方いらっしゃいますでしょうか?

#これでも「夏休みの自由研究」でしょうか?(^^;)
 

投稿者: トトロ /