令和4年11月20日 第13回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団第13回定期演奏会へ お越し頂き、誠にありがとうございます。 この「第13回」のご挨拶は、本来なら2年前の今頃にさせて頂くはずでした。 しかしご承知のように、新型コロナウイルス感染症の影響で我々も 活動中止を余儀なくされ、「第13回定期演奏会」は無期限の延期と なってしまったのです。 それから2年、長い休止期間を経て、今ようやくその時を迎え、 皆様とまたお会いできます。活動の再開に至ることができましたのも ひとえに地域の皆様のご理解と温かいご支援のおかげです。 団員一同心よりお礼申し上げます。 日常生活も大きく変わり、音楽活動やその他の文化活動が これまでのようにできる日が戻ってくるのかどうか不安になった時も ありましたが、そうした中で、私達はそれぞれが置かれた状況に応じて 個人練習や少人数でのアンサンブル練習を続け、再開の日に向けて 研鑽を積んでまいりました。 様々な理由で団から一時離れていた団員も復帰し、さらに新団員も加え、 新たな「加東フィル音」をお届けできればと思います。 加東フィル復活の日、待ち望んだ思いを音色に乗せ、心を込めて演奏します。 皆様にも最後までお楽しみ頂けたら幸いです。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 令和元年11月10日 第12回定期演奏会パンフレットより 本日は皆様をお迎えして、加東フィルハーモニー管弦楽団 第12回定期演奏会を開催できることを団員一同心より感謝しております。 我々は、音楽大学の出身者、小中高大の吹奏楽部や オーケストラ部で活躍した人、バイオリン教室で初めて楽器に触った人など 様々なキャリアを持ち、幅広い年齢層で構成されています。 それぞれ団員は、学業、子育て、仕事、家庭など様々な事情を抱えながらも、 継続して団の活動に参画できているのは、吉澤先生が言う ”陽気な団体”が有する優しさがある所以でしょうか。 我々は2000年11月にデビューしてから、少しずつハードルを 上げながらクラシックの名曲に挑戦しております。 2007年の定期演奏会にて、シューベルト作曲の交響曲第8番・ 第1楽章を演奏しましたが、今回は4楽章全てを演奏します。 この交響曲はシューマンが「天国的な長さ」と評し「グレート」と呼ばれ 有名ですが、それほど演奏される回数が多くないことや、吉澤先生が 大好きな曲であること等が今回の選曲の理由の一つになっています。 そろそろ開演時間です。”このまちには 加東フィルがある”を胸に精一杯 演奏します。”天国的な長さ”とは?を問いながら最後までお楽しみください。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 平成30年11月11日 第11回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団 第11回定期演奏会に お越しいただき、誠にありがとうございます。 今年もこの素晴らしいホールで演奏会が出来ますのも、 何より地域の皆様のあたたかいご支援のおかげでございます。 団員一同心より御礼申し上げます。 今回私たちは、ドボルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」を 演奏します。10年前の演奏会で第1楽章を演奏して以来、 いつかは全楽章を・・・!という願いを抱いてまいりました。 それがまさに現実となり、今日こうして皆様にお届けできる 喜びに満ち溢れています。「新世界より」を全楽章演奏すること、 それは加東フィルの「新世界」なのです。 私たちの日々の生活の中にも「新世界」は訪れます。 時には緊張したり悩んだり不安になることもありますが、 新しい扉の向こうには感動や希望が待っているように思います。 皆様にとっての「新世界」とは? 様々な新世界を 思い浮かべながら演奏会をお楽しみいただければ幸いです。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成29年11月19日 第10回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団 第10回定期演奏会に お越しいただき、誠にありがとうございます。 長きに亘って多くの皆様に支えていただくことができ、 節目の10回目の定期演奏会を迎えることができましたことを、 団員一同、心より感謝いたします。 さて、第10回の節目を迎える当団は、今回初めて交響曲の 全曲演奏に挑戦いたします。交響曲は例えるならコース料理の ようなもので、4つの楽章が4つそれぞれの個性を帯びたものです。 お楽しみいただくと共に、加東フィルの歴史の新たな1ページを 見守っていただければ幸いです。 本日はステージ上できっと、熱を帯びた音が楽器からほとばしり、 演奏のさなかに刹那的なアイコンタクトが交わされ、終演時に 熱い握手が交わされ、演奏者を全力で称える指揮者の姿が あるのではないかと緊張しながらも想像します。 このような一つひとつの幸福の瞬間を皆様にも立ち会っていただき 共有できること、嬉しく思います。そしてこのような幸福が長く未来へと 続いていくことを願ってやみません。いつまでも加東フィルを 見守っていただけますよう、お願い申し上げます。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成28年2月28日 スプリングコンサートパンフレットより 本日は加東フィル・スプリングコンサートにお越し頂きまして まことにありがとうございます。 関西では東大寺の修二会(お水取り)が終われば春が訪れる と いわれていますが、本日のスプリングコンサートはお水取りよりも 一足早く皆様に春をお届けに参りました。 今回の演奏会では西脇小学校オーケストラ部をゲストにお迎 えし、 加東と西脇で「東西二大オーケストラ 夢の響演!」と題して クラシックの名曲から歌謡曲まで新旧さまざまな音楽を オーケストラでお贈りしたいと思います。 西脇小学校の皆様のフレッシュな演奏から私たちも音楽を始めた頃の ワクワク感を取り戻せるのではないかと楽しみにしています。 今回の西脇小学校オーケストラ部との共演にあたり ご協力頂きました関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、 両方のオーケストラが共に北播磨地域の音楽愛好者にとって なくてはならない存在として在り続けられるよう ご理解・ご支援を賜りたくお願い申し上げます。 それではこのひとときオーケストラの音楽でお楽しみくださ い。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成27年11月22日 第9回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に ご来場くださいまして、誠にありがとうございます。 15年前小さな町に誕生した楽団が、多くの皆様に 支えられ加東フィルハーモニー管弦楽団として 無事第9回定期演奏会を迎えることが出来ましたことを 団員一同心よりお礼申し上げます。 西洋では、絵画や彫刻を芸術空間と呼ぶのに対して、 音楽を時間芸術と呼ぶそうです。 外出先などでメロディや歌詞をふと耳にしたその瞬間に、 昔の懐かしい想いが胸の内いっぱいに広がった経験は 誰しもあることと思います。目に見えず、香りもなく、 手に取ることも出来ない。けれども確かにそこにあり 心を震わせるそんな不思議な力を持つ音楽を 今から皆様と共有できる喜びを今まさに感じております。 今日の演奏がこれから先の皆様の暮らしの中で ふと心あたたまる、そんな一瞬のお役に立てますことを願い 心をこめて演奏致します。最後までどうぞお楽しみ下さい。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成26年11月16日 第8回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団第8回定期演奏会に お越し頂き、ありがとうございます。 第8回の八は末広がりの数です。小さな町の小さなオーケス トラですが、たくさんの広がりをもっています。 一つ目は、多様なメンバーの広がりです。吉澤先生のご指導 のもと、地域の音楽好きの全ての人に開かれたオーケストラで あり、中学生から社会人、までが所属しています。 二つ目は、たくさんのサポーターの広がりです。聴いてくだ さるみなさまがあっての演奏会です。音楽を愛する市民の方々の ご支援があって、私たちは活動を継続できています。 三つ目は、未来への広がりです。バイオリン教室では、未来の メンバーが育っています。演奏曲目は私たちには難しいクラシック の名曲はかりですが、挑戦している姿勢こそが、加東フィルの 未来をひらいていくと信じています。 いよいよ開演です。ホールに響きわたる音楽で、歓喜の広が りを作り出せればこの上ない幸せです。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成25年11月17日 第7回定期演奏会パンフレットより 本日は、第7回加東フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会にお越し頂き誠にありがとうございます。 私たち加東フィルは、感謝、感激、感動を胸に 秘め、日々活動しておりますが、私たちの演奏で 皆様に音楽の素晴らしさ、楽しさを少しでも味わって 頂ければ幸いです。 今回も団員一同吉澤先生ご指導の下で練習に 励んで参りました。 日々の練習の成果を精一杯心を込めてお届け したいと思っております。 それではいよいよ開演です。皆様方と楽しいひと時を 過ごせればこんなに嬉しいことはありません。 今後とも加東フィルを暖かく見守って頂きます様 よろしくお願い致します。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成24年11月18日 第6回定期演奏会パンフレットより 本日は、加東フィルハーモニー管弦楽団第6回定期 演奏会にお越し下さいまして、誠にありがとうございます。 社町バイオリン教室、やしろストリングオーケストラ、やしろフィル、 そして加東フィルと今回で20回目の定期演奏会になります。 加東市に音楽の種まきが始まってから、しっかりと音楽が この地に根付き、今や大輪の花を咲かせています。この1年では、 社小学校、三草小学校、滝野東小学校の学校公演にも お招きいただき、地域の子ども達にも私達の音楽を楽しんで もらいました。地域に根ざしたオーケストラとして、活動の輪を 広げさせていただいています。 ところで、加東フィルの音とは、どんな音なんでしょうか。 それは、『生き生きとしたみずみずしい音』であると 自負しています。年数を重ねるごとに、音楽への情熱で ますます生き生きとしている楽団員たちが、一貫して 活きのいい演奏を皆様にお届けさせてもらっています。 今回も、みんなで気持ちと息を合わせ、加東フィルらしい みずみずしい音楽を奏でたいと思っています。 さあ、開演前です。緊張感に包まれます。お越し下さった 皆様に加東フィル最高の音楽をお届けすべく、多くの笑顔に 送られて、ステージへと出て行きます。吉澤先生のタクトが 振られるその瞬間から、オーケストラの息づかいとともに、 とびっきりの活きのいい音楽が飛び出します。皆様と共に 至福のひとときを過ごせる喜びに感謝しつつ、精一杯の 演奏をしますので、最後まで、どうぞお楽しみください。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成23年11月20日 第5回定期演奏会パンフレットより 本日はお忙しい中、加東フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会にお越しいただきまして誠にありがとう ございます。皆様のご支援もあり、今年で第5回目を 迎えることが出来ました。 我々加東フィルでは音楽好きの人はもちろん、「親子」や 「夫婦」で演奏を楽しみながら活動している団員もいます。 そして、子どもからお年寄りまで幅広く楽しんで頂ける ような演奏を目指し、日々練習を重ねてまいりました。 技術の向上と共に、音楽を表現し創っていく素晴らしさを 吉澤先生指導のもと学んでいます。生演奏ならではの 緊張感と迫力を楽しんでください。あわただしい日常を 離れ、ホールに響く音の空間を一緒に過ごして頂きたいと 思います。そして「もう一度聴きたいな」と思って頂ければ この上ない喜びです。 私たちは皆様に愛されるような楽団であり続けるため 努力していきたいと思いますので、今後ともあたたかく 見守っていただきますようよろしくお願いいたします。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成22年11月21日 ベートーヴェン「第9」特別演奏会パンフレットより 本日は「加東フィルハーモニー管弦楽団設立10周年記念 第9特別演奏会」に、ご多忙の中お越しいただきまして 誠にありがとうございます。 平成3年のやしろ国際学習塾の開館を機に、地元住民が中心に なった本格的な演奏会の開催を目指し、バイオリン・混声合唱・ 筝曲の各教室を開講しました。 その後平成12年に「やしろフィルハーモニー管弦楽団」を結成し、 加東市誕生で「加東フィルハーモニー管弦楽団」と改称し、今年 オーケストラ結成10周年を迎えることとなりました。 10周年を記念してベートーヴェン交響曲第9番に挑戦するにあたり、 合唱を「加東第9合唱団」として一般に広く公募し、たくさんの住民の みなさまにご参加いただくことができました。メンバーは小学生から 社会人まで幅広い年齢層とキャリアで構成されています。 いずれも音楽の好きな者が多数参加して、加東市を拠点とした 音楽の輪がさらに広がりました。 私たちの演奏はまだまだ皆様の心に感動をよぶまでには至らない かもしれません。しかし、観客の皆様のご厚意に支えられながら、 精一杯の演奏で本日の演奏会を成功させたい所存でございます。 また、今後も加東市に根ざした、地域に愛されるオーケストラに なることを目標に、楽しく演奏活動をしていきたいと思っています。 どうぞあたたかく見守っていただきますようよろしくお願いします。 最後になりましたが、この演奏会を行うにあたりご指導をお願い しました先生方をはじめ、ご協力やご支援を賜りました皆様に 心より感謝を申し上げます。 加東フィルハーモニー管弦楽団 加東第9合唱団 一同 ******************************************** 平成21年11月22日 第4回定期演奏会パンフレットより 本日は加東フィルハーモニー管弦楽団第4回定期演奏会に お越しいただき誠にありがとうございます。私共加東フィルは年 数回の演奏会を行っておりますが、毎年秋にはバイオリン教室生、 混声合唱団と共に定期演奏会を行っています。今回は皆様が 一度は耳にしたことがあるような曲を数多く取り入れました。 クラシック、オーケストラというと何となくお堅いイメージがあり 尻込みしてしまう方も多いと思います。でも、最近はテレビCMで その一節が流れたり、クラシックがポップス曲としてカバーされた りして、いつの間にか日常生活に溶け込んでいることが多いも のです。でも今日は、レコードやCDでは決して味わえないライブ 演奏の醍醐味を存分に味わってみてください! ところで、交響曲や組曲は本来、起承転結とも言えるいくつか の楽章から成り立っています。従って全曲をもって一つの物語が 完結するわけですが、この中で作曲家たちはその人生観や 喜怒哀楽の感情、彼らの目に焼きついた壮大な風景等を実に 巧みに表現しています。本日の演奏は物語のプロローグではあ りますが、演奏と共に、恒例となった団長の楽しい楽曲解説にも 耳を傾けてみてください。そしてもっとこの物語の続きを見てみ たいな、作曲家の心を感じてみたいな、と思って頂ければこの 上ない喜びです。 私たちは皆様のご意見を頂戴しながらこれからも勉強し、より 多くの方々に満足して頂けるようなオーケストラに発展できるこ とを望んでいます。今後ともご声援をよろしくお願いいたします。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 ******************************************** 平成20年11月23日 第3回定期演奏会パンフレットより ごあいさつ 本日はお忙しい中、私共加東フィルハーモニー 管弦楽団第3回定期演奏会にお越し下さいまして 誠に有難うございます。 社町バイオリン教室として3回、やしろスト リングオーケストラとして6回、やしろフィル として5回、そして加東フィルとしては3回目の 定期演奏会となりますが、この度初めて本拠地 やしろ国際学習塾を離れての定期演奏会となり ます。今年は加東市にございます兵庫教育大学 の30周年記念協賛事業の一環と致しまして、同 大学院の准教授として御活躍の木下千代先生を ソリストにお迎えし、当団にとって初めてのピ アノ協奏曲に挑みます。 私共はこの演奏会の為に吉澤先生御指導の下、 音楽を創ってゆく楽しさを日々感じながら練習 を重ねてまいりました。その楽しさを皆様に伝 えられます様、精一杯演奏させて頂きます。ど うか最後まで楽しい音楽の時間を御一緒にお過 ごし下さいませ。 今日、皆様に「楽しかった」と思って戴けま したら、それは私共にとりましてこの上ない幸 いと存じます。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 **************** 平成19年11月18日 第2回定期演奏会パンフレットより ごあいさつ 本日はご来場いただき、誠にありがとう ございます。加東市が誕生して2年近く、 我が加東フィルハーモニー管弦楽団も 第2回目の定期演奏会を迎えることが出来 ました。これもひとえに皆様の暖かい ご支援の賜物に他なりません。この場を かりてお礼申し上げます。 オーケストラは、まちの文化の一端を 担っていると思います。素晴らしい指導者、 素晴らしいホールに恵まれている私たちは、 より一層素晴らしい演奏が皆様に愛され るよう、日々の練習に励んでまいりました。 今日この会場いっぱいに広がるであろう 音の輪の中で、皆様と喜びや感動を分かち 合えたらこの上ない幸せです。 加東フィルハーモニー管弦楽団 団員一同 **************** 平成18年11月19日 第1回定期演奏会パンフレットより 団長挨拶 本日は第1回加東フィル定期演奏会にお越し 頂きまして誠にありがとうございます。 2000年の秋 やしろフィルとして誕生して以来7年目を 迎えました私達、今年は3町合併により加東フィルとなり、 より多くの方々に愛されて聴いて頂けるオーケストラで ありたいと、吉澤進先生御指導のもと、思いも新たに 練習に励んでまいりました。 演奏する者が夢を持ち、感動を覚えていてこそ 観客の皆様に何かしらの熱い想いが伝わっていくものと 信じて団員一同この演奏会に臨んでおります。 御支援頂きましたすべての方々に感謝を込めて 演奏致します。どうぞこのひとときを共に 楽しく過ごせますように。